プラモデルのインプレッサをうまく塗装する方法

プラモデルにはいろいろありますが、その中でも車は人気が高いです。ただ組み立てることはできても、車のプラモデルの場合は塗装をしないととても味気ないものです。

そこで今回はインプレッサをうまく塗装するためのコツを紹介します。初心者でも比較的簡単にできますし、いくつかあるポイントさえ押さえておけば、他のプラモデルの塗装に活かせるので覚えておいて損はないです。

塗装は下地作りが重要です

インプレッサを箱から取り出して、ボディを見てみましょう。あちこちにラインが入っているのがわかります。ドアや窓枠を表現するためのものではなく、天井部分の端やピラーなどの本物のインプレッサにはない溝や盛り上がった部分のことです。

もしも見つけられないなら、ボディを手に持って角度を変えて見てみると良いです。

また、指の腹で撫でてみるとわかる場合があります。これは樹脂を金型に流し込んで成形する際にできるもので、パーティングラインと呼ばれます。最近のプラモデルは大変良くできているので、昔のものに比べると目立たなくなっています。

それでも必ずと言って良いほどあるのです。そしてこのパーティングラインをそのままにして塗装をすると、きれいに仕上がりません。そのためまずはパーティングラインを消すことから始めましょう。やり方としては、サンドペーパーで削っていくのですが、あまりにも大きく盛り上がっているならカッターを使いましょう。

大まかに削った後で、サンドペーパーの600番くらいのものでこすってやります。ただし削り過ぎるとインプレッサのボディラインが崩れてしまうことがあるのです。

その場合は1000番くらいの目の細かいサンドペーパーを使うと良いです。指で触れてみて、表面が滑らかになれば成功です。ボディ以外にもボンネット、サイドミラーなどにもパーティングラインがついていることもあるので、同じ作業をします。

歪みを直す

パーティングラインをうまく消すことができたら、一度インプレッサを組み立ててみましょう。接着しないといけない部分はテープで止めておけば良いです。これはいわゆる「仮組み」というものです。なぜこの作業が必要かというと、プラモデルの中には歪んでいるものがあるからです。

それに気がつかずに組み立てるとパーツがうまくはまらず、無理やり完成させようとすると塗装が割れてしまいます。そのような事態を避けるためにも、この時点で修正しておきたいのです。特にボディがねじれている、あるいは広がっていることが多いのでチェックしておきましょう。

歪みを見つけたら、まずはぬるま湯と常温の水を入れたバケツを用意します。そしてお湯の方に歪みのあるプラモデルを浸して、ゆっくりと正しい型になるように成形します。ボディが広がっているなら輪ゴムで押さえておくと良いでしょう。

この時の注意点は力を入れ過ぎないことで、無理して行うと割れる可能性があります。少しずつ整えていき、最後に水を入れたバケツにパーツを浸します。冷やすことでプラスチックが固まるので、元の状態に戻りにくくなります。

洗浄しておきましょう

プラモデルは樹脂を流し込んで成形すると書きましたが、金型から剥がす時に潤滑油などを使用していることがあります。そのことによって割らずに金型から剥がすことができるのですが、インプレッサの表面には油脂が付着したままになります。

それを放置すると、塗装を弾いてしまうことがあるのです。同様に手の油がつくことで、塗装が定着しにくくなって剥がれたり割れたりする原因になってしまいます。そこですべてのパーツを洗っておきましょう。特殊な道具は必要なく、食器を洗う時に使う中性洗剤で洗って水で流せば良いです。

ただし乾かす際にドライヤーを使うなら、必ず冷風で行います。熱風だとプラモデルが変形してしまうからです。細かなパーツは排水口に流れていってしまう恐れがあるので、ザルなどを使っておくと安心です。

サーフェイサーを使用する理由

人によってはこの段階でいきなり塗装をしてしまう場合があります。そのためこの工程は絶対に必要ではありません。ただしきれいな仕上がりを目指すなら、やはりサーフェイサーを使用しておく方が良いです。役割としては主に二つあり、まずは塗料の食いつきを良くするというものです。

プラモデルに使われている素材と塗料との相性があり、場合によっては剥がれてしまうことがあるのです。ところがこのサーフェイサーを使った後に塗料を使うと防げるのです。

そしてもう一つの役割は傷を発見する、あるいは傷を隠します。特に灰色のものを使用すると、細かな傷が見えやすくなるので、サンドペーパーでこすってやればボディを平らにできます。加えて浅い傷ならサーフェイサーが埋めてくれます。

とても便利なものですが、ここでのポイントは最終的に使う塗料の色を考えておくことです。

例えばインプレッサのボディを黒にするなら問題はありません。しかし赤や黄色といった明るい色にしたいなら、グレーのサーフェイサーは向きません。グレーが透けてしまい、塗料がくすんで見えてしまいます。もちろんあえて発色を抑えたいなら構いませんが、そうでないなら白のものを使うようにしましょう。

ダンボーのプラモデルの組み立て方

焦らないのが成功の決め手です

いよいよ塗装をするのですが、できればエアーブラシと呼ばれる専用の道具を使いたいです。塗料を均一に吹きつけたり、グラデーションをつけたりするのが簡単です。プロモデラーも使っているもので、数千円から一万円ほどで買えるので検討しておきましょう。

ただスプレー缶でもやれないことはないため、嫌なら買う必要はありません。いずれにしても覚えておきたいのは、常に一定の距離を保って同じスピードで手を動かすことです。プラモデルとエアーブラシ、あるいはスプレー缶はだいたい三十センチほど離します。

近づけたり離したりするとムラになりやすいです。加えて左右に動かしていきますが、こちらもスピードを速めたり遅くしたりしてはいけません。自信がないなら、いらない紙などに吹きつけて練習しましょう。そして最も大切なのは焦らないことです。

一度で塗る必要はなく、一回目は薄く塗料をのせる程度にします。それを二度三度と繰り返して仕上げるようにすると、きれいにできる場合が多いです。これで完成でも良いのですが、最後にクリア塗料を塗っておくと表面に光沢が出ますし、塗装した面を保護できます。

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